閃絡表示器®KN型

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簡易に故障区間を選定

77kV以下の多分岐を有する架空送電線に故障が発生した場合、分岐箇所を中心として故障線路の方向および区間を判別します。巡視範囲の縮小、巡視時間の低減など保守の省力化がはかれます。

1.架空地線のある線路において、地絡・短絡故障に対し分岐数
亘長と関係無く確実に動作します。
2.雷の電流では動作しません。
3.装置は変流器と電気回路を含む本体と表示機構を含む表示
部で構成され、表示部のみ着脱可能な機構となっています。
4.活線中でも取付が可能です。
閃絡表示器®KN型

動作原理

 架空地線には、送電線に流れる電流の影響で誘導電流が流れています。系統で地路や短絡故障が発生すると、中性点が接地されている変電所から故障点までの架空地線には平常時を上回る誘導電流が流れます。閃絡表示器®KN型は、平常時と故障時の架空地線に流れる電流差を検出することにより故障方向を指示することができます。

閃絡表示器®KN型の利用方法

分岐付近に閃絡表示器®KN型を取付けることにより、故障が発生した方向を指示します。又亘長が長い線路の場合、故障が発生した区間を標定することができます。

※取り付け時の注意点
・変電所、分岐箇所より3基以上離れた鉄塔に取り付けてください。捻架鉄塔から5基以上離してください。

有効期限

閃絡表示器®KN型の有効期限は、本体10年、F型表示部5年、FR型表示部は10年です。

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