ケーブル故障を判定
ケーブル故障区間表示器は、中性点抵抗接地系統において、電力ケーブルの地絡故障時に接地線を流れる地絡電流から電力ケーブルの故障区間を検出します。ケーブル故障区間表示器により、どの区間で地絡故障が発生したかを判定できますので早期復旧がはかれます。判定結果は、現地表示、接点出力があり、遠方に結果の伝送も可能です。
1.無電源で地絡故障を検出
2.接地線検出で確実な標定
3.安価なシステム構築が可能
1.無電源で地絡故障を検出
2.接地線検出で確実な標定
3.安価なシステム構築が可能

動作原理
●地絡電流が20A以上、かつ故障継続時間が5サイクル以上の場合に動作します。●地絡電流が10A以下または2サイクル以下の場合には動作しません。
適用範囲
●77kV以下中性点抵抗接地系統
●片端接地方式の地中送電線路
使用例
仕様
スクロールしてご覧いただけます。
項目 | 定格・仕様 | ||
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動作条件 | AC20A以上の時、5サイクル以下で動作 | ||
変流器 | 接地線径 | Φ26mm以下 | |
ケーブル | シールドケーブル(最大50m) | ||
出力 | 接点出力(a接点) | ||
接点定格 | DC110V 0.5A(抵抗負荷) | ||
表示 | 現地表示 | 表示部 | F型またはFR型 |
ケーブル | シールドケーブル(最大10m) |
項目 | 定格・仕様 | ||
---|---|---|---|
使用環境 | 一般屋外 | ||
周囲温度 | -20℃~ +60℃ |