よくある質問

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よくあるご質問集(FAQ)

当社製品につき、よく頂くご質問に対する回答をまとめました。
以下のカテゴリーより対象製品を選んでいただくか、本ページを下へスクロール願います。


示温材に関する質問

Q.

サーモラベル®に使用期限はありますか? どのくらい使えますか? 貼替が必要ですか?

A.

 サーモラベル®は、ご購入後1年以内を目安にご使用ください。貼付後の有効期間は、LI・3E・4E・5E・8E・Fシリーズは屋内5年、屋外3年です。スーパーミニ1K・3K・3R・ミニ・5Sシリーズは屋内3年(屋外・水濡れ不可)です。ご使用環境により劣化速度は異なりますので、外観に劣化など変化がないかご確認いただきながら、上記期間を目安に貼り替えてください。

Q.

サーモラベル®はどのように保管すれば良いですか?

A.

 ご使用前のサーモラベル®は冷暗所に保管してください(空調の効いた屋内の引き出しの中など)。未開封でも変色温度以上の加熱があると変色してしまいます。特に、変色温度に40~55℃の温度帯が含まれる製品は、夏場は冷蔵庫で保管することを推奨いたします。

Q.

購入前にサンプル品で試すことは可能ですか?

A.

 サーモラベル®はいずれの品番も無償でサンプル品をご提供可能です。ご希望の場合はお問い合わせフォームからご依頼ください。(数量目安:2~3枚)
 注:サーモペイント®、サーモクレヨン®、メルトマーク™はサンプル提供の対象外です。

Q.

サーモラベル®の耐熱性はどのくらいですか?

A.

 サーモラベル®LI・3E・4E・5E・8E・Fシリーズは、構成材料であるフィルム基材や粘着剤の耐熱性から、125℃以下の温度帯を含む品番は170℃程度、130℃以上の温度帯を含む品番は260℃程度が耐熱温度の目安となります。スーパーミニ1K・3K・3R・ミニ・5Sシリーズの場合は170℃程度が目安となります。なお、長時間使用すると、耐熱温度範囲内であっても粘着材が黒く変色したりフィルムが収縮したりすることがあります。
 また、示温部分(白丸部分)の熱安定性は、130℃未満の温度帯では「表示温度ー10℃で1000時間」、130~170℃の温度帯では「表示温度ー10℃で約1時間」、180℃以上の温度帯では「表示温度付近で数分」が目安となります。高温度帯になるほど熱安定性が低下し、長時間高温に晒されると性能変化して変色してしまう場合がありますのでご留意ください。
 ご使用条件によって耐熱性や熱安定性は変動する可能性がありますので、ご使用に適するかどうかはサンプル品でお試しすることをお勧めいたします。

Q.

サーモラベル®は繰り返し使用できますか?

A.

 サーモラベル®は「不可逆性」のため、一度加熱を検知して変色すると元に戻らず繰り返し変色しません。加熱の履歴を残すことができるため、設備の保守点検時や製品内部の異常発熱の有無を確認する用途や、製造ラインの加熱工程で所定の温度に達しているかどうかの確認用途などにお使いいただけます。
 なお、貼付してから変色するまでは、引き続きご使用いただけます。
 繰り返し変色するタイプをご希望の場合は、「可逆性」のタイプをご覧ください。

Q.

繰り返し変色する製品はありますか?

A.

 組合せ サーモラベル®、数字サーモワッペン®、サーモテープ®、サーモシート®は、加熱中のみ変色する可逆性のラベル・テープ製品です。屋外耐久性もあり(目安3年)、90℃×1,000時間程度の耐熱性も有します。配管や稼働中の装置に高温注意の表示としてご使用いただけます。冷めると表示が元に戻るため、手動表示の変更忘れの心配がありません。変色成分に水銀化合物を含むため、廃棄の際は水銀使用製品産業廃棄物を取り扱える処理業者へ処理を委託する必要があります。
 屋外耐久性が不要な場合は、メデシルテープ®、デジタルサーモテープ®もご使用いただけます。こちらは水銀化合物を含まないため、廃棄時に特別な対応はございません。

Q.

サーモラベル®は熱がかかってから変色するのにどのくらいの時間を要しますか?

A.

 サーモラベル®は、変色温度以上の加熱があるとおよそ数秒~1分程度で変色します。加熱時間が短いと、途中変色になる場合や変色しない場合があります。

Q.

サーモラベル®の示温部分が少し変色したが、温度は達しているのでしょうか?

A.

 サーモラベル®は、加熱温度が変色温度を超えていない場合や加熱時間が短い場合には、示温部分(白丸部分)がはっきり濃く変色しません。また、熱が不均一に伝わると示温部分が不均一に変色したり輪郭部分のみ変色したりすることもあります。このため、多くの場合は、その変色温度に近い加熱があったものの、変色温度は超えてはいないとお考え下さい。
 ただし、ご使用状況によっては以下のような要因で異常変色している可能性もあります。熱以外の要因による変色の可能性も併せてご確認ください。
  例1:経年劣化が著しく、ラベル内部に異物が混入した。
  例2:ラベルを切ったり折ったりして耐久性が低下し、異物が混入した。
  例3:示温部分を強く押したり硬いものがあたったりした。
 温度の読み方が不明な場合はお問い合わせフォームよりご依頼ください。その際、ご使用方法やご使用環境についてもご教示ください。

Q.

サーモラベル®の高い方の温度帯が先に変色したが、到達温度は何℃なのでしょうか?

A.

 サーモラベル®の変色原理は、物質の融点を利用したものであり基本的に低い温度帯から順番に変色します。このため、低い温度帯を飛ばして変色した最高温度ではなく、低い方から順番に変色した最高温度を到達温度と判断します。
 様々なシーンでサーモラベル®をご活用いただく中で、低い温度帯が未変色なのに高い温度帯が先に変色する事象は実際にしばしばみられます。例えば以下のような使用方法では、高い温度帯が先に変色する場合があります。
  例1:変色温度に近い温度で長時間加熱した場合。
      示温部分の熱安定性の限界値に達し性能変化した可能性が考えられます。
  例2:瞬間的な加熱を連続して行った場合。
      変色にある程度の時間を要すること、及び、その変色に要する時間が温度帯毎に異なることに起因
      すると考えられます。
  例3:貼付面が平面ではない場合。
      ラベルが浮いており、ラベル全体に均一に熱が伝わっていない可能性があります。
  例4:水や油等の異物が示温部に浸透した場合。
      異物が浸透した箇所のみが到達温度に関係なく変色することがあります。
  例5:示温部に衝撃が加わった場合。
      示温部が擦れたり強く押さえつけられると、その衝撃で変色することがあります。
  例6:特殊雰囲気下で使用した場合。
      サーモラベル®は基本的に通常雰囲気下で使用することを想定して設計されています。高圧下、高
      真空下、電子レンジ等の電磁誘導加熱などでは異常変色となることがあります。
 温度の読み方が不明な場合はお問い合わせフォームよりご依頼ください。その際、ご使用方法やご使用環境についてもご教示ください。

Q.

サーモラベル®は加熱以外の要因で変色することはありますか?

A.

 サーモラベル®は加熱以外の要因で変色(誤変色)することがあります。以下に例を挙げます。
  例1:ラベル内部へ水や油が浸透し、示温部分に浸み込んだ場合。
      経年劣化したラベルや曲面/角面に貼っているラベルによく見られます。また、経年と共に塩ビの
      被覆材やケーブルから浸み出た可塑剤が影響することもあります。
  例2:示温部分を上から強く擦る、押す、衝撃を加える等した場合。
      示温部分に積層した白色顔料の層が潰れると下地の色が透けて見え、変色したように見えます。

Q.

輸出するにあたり、該非判定書を発行して欲しい。

A.

 該非判定の書面として、該非見解書を発行しております。ご希望の際は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。追って該非見解申込書をお送りしますので、ご記入後ご返送ください。申込書受付後、通常3~7日で発行いたします。
 EAR証明書もご入り用の場合はその旨お申し付けください。EAR証明書の発行には通常1~2週間程お時間をいただきます。

Q.

サーモラベル®はどのように廃棄すれば良いですか?

A.

 以下の一部製品を除き、特に注意すべき環境有害物質は含んでおりませんので、一般産業廃棄物としてお取り扱いください。
 変色成分に水銀化合物を含む製品(組合せ サーモラベル®、数字サーモワッペン®、サーモテープ®、サーモシート®)においては、水銀使用製品産業廃棄物に該当するため、取扱い可能な処理業者へ処理を委託してください。 製品のSDSは資料ダウンロードのページから最新版を入手いただけます。

Q.

サーモラベル®は最高何℃まで測れますか?

A.

 サーモラベル®の対応温度は、LI・3E・5Eシリーズで最高250℃までです。より高温を検知されたい場合は、サーモプルーフ(250~450℃)がございます。

Q.

見積が欲しいです。どこで購入できますか?

A.

 弊社からは直接御見積・販売しておりません。販売代理店をご案内いたしますのでお問い合わせフォームよりご依頼ください。

Q.

サーモラベル®は水中や油中でも使用できますか?

A.

 サーモラベル®LI・3E・4E・5E・8E・Fシリーズは、示温部分を上下のフィルムで密封した構造のため、ある程度の耐水性/耐油性はございます。弊社実施の参考データとして、25℃の水中/マシン油中に浸漬状態で約1カ月後まで外観に問題なく、変色性能も維持していることを確認しております。
 しかし、長時間浸漬したままですと、水や油がラベル内部に浸透して異常変色してしまうためご使用いただけません。また、浸漬状態で高温になると水や油の浸透が早まり、異常変色し易くなりますのでご注意ください。

Q.

サーモラベル®は加圧条件で使用できますか?

A.

 サーモラベル®は加圧により異常変色してしまうためご使用いただけません。示温部分には熱で溶融する白色顔料が積層しており、金型で押し潰される、ラミネートロールやヒートシーラーに挟まれる、硬いものがぶつかるといった圧力がかかることによって積層構造が崩れ、変色したように見えてしまいます。

Q.

サーモラベル®は空間温度でも変色しますか?

A.

 サーモラベル®は貼付面の温度が直接伝わることで精度よく変色します。空間や雰囲気温度の測定にご使用される場合は、対象物の面に貼付した場合よりも熱が伝わりにくく、変色に時間がかかったり温度精度に影響する可能性がありますのでご留意ください。

Q.

サーモラベル®は真空環境でも使用できますか?

A.

 サーモラベル®のラインナップに「真空用サーモラベル®VLシリーズ」がありますので、こちらをご使用ください。変色温度やアウトガスの抑制など、減圧下(1Pa~常圧下)に対応して設計しております。
 通常のサーモラベル®では、ラベル構成材料からのアウトガス発生や、上下のフィルムで密封された示温部分の膨張・破裂により変色温度が変動する恐れがあります。

Q.

真空用サーモラベル®は高真空下でも使用できますか?

A.

 真空用サーモラベル®は弊社で性能確認できているのは1Paまでであり、これよりも高真空の条件では変色性能の検証データがなく、変色性能を保証できません。高真空下では、変色温度の変動や、上下のフィルムで密封された示温部分の膨張・破裂、想定以上のアウトガスの発生などの恐れがあります。

Q.

サーモラベル®は凹凸面でも使えますか?

A.

 サーモラベル®をはじめとするラベル形態の製品はできるだけ平面に貼ってご使用ください。貼付面の熱がラベルに伝わることで変色しますので、凹凸のある面などラベルが密着しにくい場合は、熱が伝わりにくくなり変色に影響する恐れがあります。貼付面から剥がれやすくなって脱落する恐れもあります。
 また、曲面/角面に貼付すると、ラベルが剥がれたり、無理な力が加わって異常変色となる恐れがあります。ラベルは複数のフィルム基材を貼り合わせた構造のため、径の細い場所に巻いて貼ったり角に沿うよう折って貼ったりすると、徐々に貼り合わせたフィルムの層間剝離が起こって変色性能へ影響したり耐久性が低下します。さらに、示温部分を折ると熱で溶融する白色顔料の積層構造が崩れて変色したようにも見えてしまいます。
 サーモラベル®の構造については技術資料をご覧ください。

Q.

サーモラベル®の保護や補強として上から透明なテープを重ねて貼っても良いですか?

A.

 サーモラベル®LI・3E・4E・5E・8E・F・1K・3K・3R・5Sシリーズは、表面フィルムがある構造のため、上から透明テープなどを貼っても問題ありません。
 サーモラベル®ミニシリーズおよびサーモプルーフは表面フィルムがない構造であり、表面に粘着剤が付着したり示温部分の空間が覆われたりすると変色性能に影響するため、上からテープを貼ったりフィルム等を被せたりしてのご使用はできません。

Q.

サーモラベル®を切ったり折り曲げて使用しても問題ありませんか?

A.

 変形や加工をすると耐久性の低下や温度精度に影響を及ぼすことがあります。変形、加工はせずそのままお使いください。
 ラベルを貼りたい場所が狭いなどラベルが大き過ぎてやむを得ず切る場合は、切ることで表面フィルムが浮いたり脱落したりして温度精度が変動してしまいますので、予めご了承ください。また、表面フィルムが浮いて脱落し易くなるため、耐久性が低下したり、水などの異物混入により異常変色しやすくなります。このため、短期間のご使用に留めてください。

Q.

サーモクレヨン®はクレヨンのように線を書くことができるのですか?

A.

 サーモクレヨン®は溶融性化合物を棒状に固めた製品であり、加熱前は溶けないため描線することはできません。サーモクレヨン®は、指示温度以上に達すると溶けて描線することができます。例えば、加熱溶接作業のバーナーによる予備加熱温度の確認など、既に加熱された物体に押し当てることでサーモクレヨンが溶け指示温度以上かどうかを確認いただけます。

Q.

サーモクレヨン®は変色しますか?

A.

 サーモクレヨン®は加熱しても変色しません。サーモクレヨン®は、既に加熱された物体に押し当て、押し当てた先端が溶けるか溶けないかで、指示温度以上か未満かを判定する製品です。

Q.

製品のSDSが欲しいです。

A.

 各種製品のSDSは資料ダウンロードのページから最新版を入手いただけます。掲載していない製品のSDSが必要な方は、お問い合わせフォームよりご依頼ください。

Q.

サーモペイント®を使用する際、関連製品の「シンナー」は必要ですか?

A.

 シンナーはサーモペイント®を希釈するための専用溶剤です。サーモペイント®をご購入後すぐにご使用になる場合は必要ありません。サーモペイント®の溶剤が揮発して粘度が高くなってしまった場合に少量ずつ添加してご使用ください。

Q.

サーモペイント®は樹脂等、他の物質に混ぜ込んで使用することは可能ですか?

A.

 サーモペイント®は、他の物質に混ぜ込むと変色性能が損なわれるためご使用頂けません。加熱すると変色成分である顔料化合物の熱分解や結晶水の離脱により変色しますが、他の成分が混入することで変色前の色が変わったり、加熱しても変色しなくなる等の性能変化が起こります。

Q.

サーモペイント®の基本的な使用方法を教えてください。

A.

 サーモペイント®は、ご購入直後は変色顔料が容器の底に沈殿していますので、攪拌棒でよくかき混ぜてください。その後、刷毛等で測温部に塗布し、室温で10分間程放置してください。塗膜が十分に乾燥したことを確認して加熱してください。
 なお、攪拌棒と刷毛は付属しておりません。特に専用のものもございませんので、別途汎用品をご用意ください。

Q.

サーモペイント®/サーモプルーフは真空下やガス雰囲気下でも使用できますか? 油中でも使用できますか?

A.

 サーモペイント®およびサーモプルーフは常圧・大気下で使用することを想定した製品です。変色塗膜が露出しており、真空下で変色塗膜からアウトガスが発生する可能性があり、真空装置内を汚染する恐れがあるためご使用いただけません。変色塗膜の上にフィルム等を被せると変色不良の原因になりますので、変色塗膜は露出した状態でご使用ください。
 また、変色塗膜は周囲の気体の影響を受けることがあり、特殊なガス雰囲気下では正常に変色しないことがあります。窒素雰囲気下では一部の温度帯が変色しなかった事例もありますので、条件によってはご使用いただけない場合があります。
 同様に、水や油などの液体が変色塗膜に直接触れるような環境においても、温度帯によっては液体の影響を受けてご使用いただけない場合があります。 詳細は、技術資料に参考データがございますのでご覧ください。

Q.

デューラベル®の使用可能な温度範囲はどれくらいですか?

A.

 弊社で確認している耐熱性は、曝露温度5~70℃までです。高温下ではラベル基材が徐々に黄変する現象が確認されております。弊社で取得した参考データは技術資料をご覧ください。
 また、氷点下でのご使用においては、結露が水滴ではなく霜になり、明瞭に変色せず検知できない可能性があります。

Q.

UVラベル®はブラックライトで変色しますか?

A.

 UVラベル®は幅広い紫外線領域に反応して変色します。技術資料にUVラベル®(品番:SおよびH)の分光感度特性のデータがございますのでご覧ください。
 一方で、可視光に近い領域(約350nm以上)には感度が低い特性があります。このため、ブラックライトなど比較的長波長の紫外線の場合は、長波長側の紫外線領域にも反応する「LED対応UVラベル®」をご使用ください。

Q.

UVラベル®の実物の色見本はありますか? 色差計など数値データはありますか?

A.

 UVラベル®は光に敏感な製品のため、ご提供可能な変色見本は画像データのみです。変色色調の色差計による数値化した参考データは、弊社で試験した場合の技術資料がございますのでご覧ください。なお、変色色調は、ご使用になる光源や試験条件によって変動しますので、技術資料の数値データはあくまで弊社実施試験の一例となります。

Q.

UVラベル®はどれを使用すれば良いですか?

A.

 UVラベル®には感度の異なる4品種があります(S、H、M、L)。どの品種も紫外線の照射量(積算光量)が多いほど、徐々にラベルの色が濃くなっていきます。感度が高い品種ほどわずかな照射量で変色し始め、また対応する最大照射量が少なくなります。ご使用になる照射条件に合わせてご選定ください。
 また、長波長の紫外線に対応したLED対応UVラベル®にも感度の異なる2品種があり、同様に対応する最大照射量が異なります(LED-1、LED-2)。
 なお、ご購入前に使用感を確認されたい場合はサンプル品もご提供可能です。ご希望の場合はお問い合わせフォームからご依頼ください。(数量目安:5枚)

滅菌用資材に関する質問

Q.

ケミカルインジケータだけで無菌性保証は可能ですか?

A.

ケミカルインジケータは「滅菌条件」に達したかどうかを確認するものであり、必ずしも無菌状態になったことを保証するものではありません。

Q.

ボウィー・ディックテストは毎日行わなければなりませんか?
また、バッチ毎で他のケミカルインジケータを使わなければなりませんか?

A.

ボウィー・ディックテストは、庫内を空にし、例えば134℃・3.5分という「同一条件」の中で滅菌器が正常に機能していることを確認するものです。被滅菌物も温度時間も異なる滅菌サイクルでは、バッチ毎にCI・BIを組み合わせた滅菌条件確認が必要となります。

Q.

ISOのType4とかType6とは何の事ですか?

A.

ISOでは滅菌用のケミカルインジケータを役割別にType分けしています。必ずしも数字が高いほど性能が高いわけではありません。

Q.

滅菌バッグを再使用しても大丈夫ですか?

A.

滅菌バッグは新品の状況で使った場合にのみ安全性(滅菌バリア性)が得られるように設計されています。安全のため再使用はしないようにしてください。

海洋事業に関する質問

Q.

機材のレンタルはやっていませんか?

A.

申し訳ございませんが、弊社ではレンタルは行っておりません。

Q.

機器を点検校正に出したいのですが、その間、代替器を用意できますか?

A.

大変申し訳ございませんが、代替器をご用意することができません。観測に空きが
ある期間で、点検校正をご依頼ください。

Q.

サンプルは、ありますか?

A.

商品によって、ご提供出来る物と出来ない物がございます。詳しくはお問合せください。

Q.

6,000m仕様の製品がありますが、品質はどのようにして保証しているんですか。

A.

工場内にある高圧実験水槽にて、水深6,000mに相当する深海環境を再現することで
品質を保証しております。

Q.

危機管理型水位計は、河口などの汽水域では使用できますか?

A.

危機管理型水位計の直圧式センサーは海水に対応していません。故障の原因になるため、海の近くや塩分濃度の高い環境下では使用しないでください。

電設器材に関する質問

Q.

閃絡表示器の長所と短所を教えてください?

A.

長所は安価,メンテナンスフリー,故障率が低いことです。短所は、雷が大きいと架空地線を通じて一度に複数の表示器が作動する場合があることです。

Q.

雷による地絡故障で、閃絡表示器が動作しないこともあるのですか?

A.

閃絡表示器が動作しない小さな電流の雷で地絡故障となる場合があります。特に本線に雷が直撃した場合は、その傾向が見られるようです。

Q.

 Gファインダー本体を購入するとF型表示部は付属しますか?

A.

Gファインダー本体とF型表示部は別売りとなります。

Q.

Gファインダーの長所と短所を教えてください?

A.

長所は、ほぼピンポイントで地絡点を標定できます。短所は、閃絡表示器と価格を比較された場合、ちょっと高く感じる方も居るようです。基本的には較べる対象が違うのですが、、、。

Q.

架空地線がトラスに引き込まれている鉄塔の場合、Gファインダーの選定はどうすればよいですか?

A.

トラス引き込こみを含めて、すべての架空地線に検出部が取り付けられる型式を選定してください。

Q.

 閃絡表示器とGファインダーをどのように使い分けるのが経済的ですか?

A.

閃絡表示器は、超高圧や避雷器設置など地絡故障の発生しにくい系統や地絡故障の発生頻度が少ない系統でのご利用をお奨め致します。Gファインダーは、鳥獣害による雷以外の原因で地絡故障が発生しやすい系統や事故時に迅速な点検⇒復旧が必用な系統や雷による地絡故障が頻発する系統そして山岳地で隣接鉄塔まで移動するのも時間を要する系統で是非ご利用をお奨め致します。

Q.

未使用の閃絡表示器K型とF型表示部を破棄する際はどうしたらいいですか?

A.

法律により個別の破棄ができないため、弊社にて回収を行っています。

テイカウエルドに関する質問

Q.

モールドの耐用回数はどれくらいですか?

A.

型式や取扱い方法で異なりますが、通常、標準的な型式で50~100回です。

Q.

パウダーを購入する場合、点火剤とディスクを別に購入する必要がありますか。?

A.

販売最小単位の各ケースには、必要量の点火剤とディスクが付属します。

Q.

購入したい型式がラインナップにない場合はどうすればよいですか?

A.

溶接したい部材の寸法、形状等をご指示のうえ、ご相談ください。

Q.

パウダーやカプセルが余ってしまいました。どうすればよいですか?

A.

火気の無い乾燥した冷暗所で保管してください。早めに使い切ることをお奨めします。1年以上使用計画が無い場合は、安全データシートに従って廃棄処分をお願いします。弊社は中古品・新古品の転売を認めておりません。安全データシートのお問い合わせはここをクリックしてください

油検知インジケータ(ローユマーク®)に関する質問

Q.

屋外でどれくらい使用できますか?

A.

ローユマーク®は、屋外3年相当の紫外線の影響を確認しております(代替試験による)。実際には、ご使用になる環境によって劣化の程度は変動しますので、外観変化など様子を見ながらご使用ください。

Q.

わずかな油でも変色しますか?

A.

目安として0.1mL程度の油がラベルの断面から浸み込んできたときに変色することを確認しています。オイルミストのようなわずかな油量では、変色しない可能性があります。また、ラベルに浸み込む油量とインジケータの変色する面積は比例的であり、油が少ない場合は変色する面積も小さくなります。このため、わずかな漏油の場合は視認しにくい可能性があります。

Q.

漏油発生からどれくらいで変色しますか?

A.

変色に要する時間の目安としては、数時間から半日程度とお考えください。油の粘度はインジケータの内部に浸み込む速さ(変色の速さ)に影響します。油の粘度が低いほどインジケータの変色開始が早くなり、反対に粘度が高い場合は、ラベルに油が接触してからインジケータの変色が開始するのに時間がかかります。
当社で試験した場合の一例として、動粘度50mm2/s・at25℃のシリコーン油を金属板に貼付したローユマーク®の断面の一部に垂らした場合、油の接触から30分後に変色が開始しました。同様に、動粘度500mm2/s・at25℃のシリコーン油の場合には、8時間後に変色が開始しました。粘度の他、油種なども変色の速さに影響すると考えられますので、事前にお手持ちの油で変色をお試しください。

Q.

耐熱性はありますか?

A.

ローユマーク®の構成材料の特性のため、100℃を超える環境では使用しないでください。高温にさらされることでインジケータが異常変色する場合があります。

Q.

耐水性はありますか?

A.

ローユマーク®は屋外環境で使用する場合の降雨に対して耐水性を有しております。常に水中に浸漬した状態での使用方法は想定しておりませんので、水中での使用は推奨いたしかねます。

Q.

切って長さを調整して使用できますか?

A.

ローユマーク®は、貼付する対象物の大きさに合わせて切って使用いただけます。油で変色する示油部(白色四角形)の周囲(青色の枠)を切ることが可能です。示油部の間に穴が開いていますので、この位置を目安に切って長さを調整してください。
示油部(白色四角形)は切らないでください。示油部を切ると劣化が早まったり、異物が混入して異常変色するおそれがあります。

Q.

どういった種類の油に対応しますか?

A.

絶縁油や作動油、シリコーン系の油など、幅広い油種に対応いたします。油種によって変色後の色調に多少濃淡差がある場合もありますので、事前にお手持ちの油で変色の様子をご確認ください。

Q.

ローユマーク®のどこでも油が接触すれば変色しますか?上から落ちてきた油でも変色しますか?

A.

ローユマーク®は、ラベルの周囲(断面)及び6つの穴に油が付着すると変色します。油がラベル内部に浸透し、示油部(白色四角形)に到達すると変色します。
ラベルの表面および裏面は液体を浸透しない素材のため、油が接触しても変色しません。ラベルを貼付した裏から油漏れがあった場合やラベルの上から油が垂れ落ちてきた場合は、油がラベルを伝って周囲や穴まで到達すればラベル内部に浸透することができ変色します。

Q.

なぜ穴が開いているのですか?

A.

ローユマーク®は複数の素材を積層した構造をしており、この断面は油が浸透してくる入口となります。積層構造の上下からは油は浸透できないため、ラベルに穴を開けることで断面を作り、油が浸透してくる入口を増やしています。これによりラベル内に油が浸透し易くすることや、ラベルを貼った裏から油漏れがあった際に早く断面に油が到達することが期待されます。

Q.

どのような場所に貼れますか?貼れない場所はありますか?

A.

ローユマーク®は、平面または緩やかな曲面に貼ってご使用ください。凹凸がある面に貼付すると、凹みにラベルが密着しにくく浮いてしまい、油と接触できず検知できない恐れがあります。また、示油部(白色四角形)を折り曲げて貼付すると誤変色するおそれがありますので、ラベルは出来るだけ平面に貼ってご使用ください。

温度データロガーに関する質問

Q.

サーモボタンの価格が知りたいです。

A.

サーモボタンは、弊社で希望小売価格を設定していない製品です。詳細は販売代理店をご案内いたしますので、お問い合わせフォームよりご依頼ください。また、輸入品のため、ご依頼のタイミングによって価格が変動することがあります。

Q.

サーモボタンを購入したいです。

A.

弊社からは直接御見積・販売しておりません。販売代理店をご案内いたしますのでお問い合わせフォームよりご依頼ください。
また、本製品は販売代理店のwebサイトに掲載されていない場合があります。その場合は、お近くの代理店の支店へ電話やメール等で直接お問い合わせください。

Q.

サーモボタンを初めて使用する際、何が必要ですか?

A.

サーモボタン本体に加え、サーモトラックPC Proパック(ソフトウェアとリーダーのセット)、対応するWindowsのOSがインストールされたUSBポートのあるパソコンが必要です。防水タイプのサーモボタン(iBeeシリーズ)をご使用の場合には、iBee用クランプも必要となります。防水カプセル、カラーキーリング、PVCカード等の付属品はお客様の必要に応じてご使用ください。

Q.

サーモボタンは、KNラボラトリーズのサーモクロンと同じですか?

A.

サーモボタンは、海外メーカー(Analog Devices社)の「iButton」を取り寄せて、弊社でサーモボタンという名称で販売しております。このため、国内の他の販売店でも取り扱われている製品です。購入先の変更など代替品をお探しの場合は、仕様やメーカー型式をお問い合わせいただけましたら対応する品番をご案内いたします。
一例として、KNラボラトリーズ様の取扱製品の場合は、以下のように対応しております。
   ・サーモクロンGタイプ   → サーモボタン21G
   ・サーモクロンSLタイプ → サーモボタン22L
   ・スーパーサーモクロン  → サーモボタン22T
   ・ハイパーサーモクロン  → サーモボタン22E
   ・ハイグロクロン     → サーモボタン23

Q.

サーモボタンは接触面の表面温度が測れますか?雰囲気温度の影響を受けますか?

A.

サーモボタンは雰囲気温度を測定するように設計されており、サーモボタンが接触した物体の表面温度を測定しているわけではありません。加熱した物体の表面温度を測定したい場合は、サーモボタンの加熱物に接触していない部分を断熱素材で覆い隠し、雰囲気温度の影響をできるだけ受けないような工夫が必要です。
厳密には表面温度計で測定する方が好ましいため、サーモボタンを使用した場合の測定値は近似温度とお考え下さい。

Q.

サーモボタンの温度センサーはどこにありますか?

A.

サーモボタンの温度センサーは、内部のちょうど中心に位置しております。このため、サーモボタンのどちらの面を下にして設置しても、雰囲気温度を測定するのに影響はありません。

Q.

サーモボタンは真空下でも使用できますか?

A.

サーモボタンは雰囲気温度を測定するよう設計されております。センサー部分は内部のちょうど中心に位置しており、空気がセンサーに熱を伝える媒体となります。したがって、真空脱気の際にロガー内部から空気が抜けると熱を伝える媒体がなくなり、ロガー内部のセンサー部分まで熱が伝わりきらず正確な温度測定はできないと考えられます。
また、真空下や低圧下の環境で使用した場合は、仮に、そのとき故障しなかったとしても、低圧下からもとの常圧に戻したときに製品内部に湿気が入り込んで、後日、製品異常を起こすことも考えられます。このため、真空下や低圧下でのご使用は推奨出来かねます。

Q.

サーモボタンは電子レンジでも使用できますか?

A.

サーモボタンは電子レンジでは使用できません。サーモボタン本体の容器は金属であり、電子レンジで金属の使用はできません。火花やアーク放電が発生し電子レンジ内部を損傷したり、火災が発生する恐れがありますので絶対に電子レンジで使用しないでください。

Q.

サーモボタンは液体中でも使用できますか?

A.

「サーモボタン用防水カプセルA」と併用する事により液体中での使用が可能です(30m仕様)。なお、防水カプセル装着時は温度応答性が大きく低下しますので、製品ページの仕様表に記載する応答性についての参考値をご覧ください。
また、防水カプセルと併用するよりも熱応答性の良い防水タイプのサーモボタン(iBeeシリーズ)も新しくラインナップしましたので、こちらもご検討ください。

Q.

サーモボタンに防水タイプのものはありますか?

A.

防水タイプとしてiBeeシリーズを新しくラインナップいたしました。サーモボタンの周囲をシリコーンコーティングしているため、そのまま水没しても内部に水が入ることはありません。防水素材は食品グレードのシリコーン製のため高温にも対応します。
iBeeシリーズに使われているサーモボタンの種類は、22L、22T、22Eの3種類で、ロガーの仕様は通常品と同じです。操作およびデータの読み出しの際に使用するソフトも通常のサーモトラックPCで共通です。ただし、専用リーダーはiBeeシリーズ専用のクランプが必要となります。従来の専用リーダーでは、防水コーティングされたiBeeシリーズは取り付けられないため、お求めの際はサーモトラックPCに加えiBeeクランプもお忘れなくご依頼ください。

Q.

サーモボタンを食品内部に埋め込み、芯温の変化を確認することはできますか?

A.

通常のサーモボタンは完全防水ではありません。このため、食品の水分がサーモボタン内部に侵入し故障する恐れがあります。食品内部に埋め込んでご使用になる場合は、防水タイプのサーモボタン(iBeeシリーズ)をご使用ください。
または、通常のサーモボタンをご使用の場合は別売りの「サーモボタン用防水カプセルA」と併用してご使用いただくことも可能です。ただし、iBeeシリーズの方が防水カプセルを使用するよりも熱応答性が良く、サイズも小さいという特徴がありお勧めです。

Q.

サーモボタンは蒸気殺菌の温度確認に使用できますか?

A.

サーモボタンを蒸気殺菌や高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)中の温度確認にご使用になる場合は、高温測定に対応した22Tおよび22Eが適しています。サーモボタン自体は完全防水ではないため、別売りの「サーモボタン用防水カプセルA」と併用してください。ただし、蒸気はとても浸透性が高いため、防水カプセルを使用しても防水カプセルの隙間から蒸気が侵入してサーモボタンが故障する可能性がありますのでご留意ください。また、サーモボタンの内臓電池は50℃以上にさらされると電池消耗が早まります。電池寿命については、仕様表の参考値をご覧ください。また、防水カプセル装着時は温度応答性が大きく低下しますので、製品ページの仕様表の応答性についての参考値もご覧ください。
なお、防水カプセルを必要としない防水タイプのシリーズ(iBeeシリーズ)も新しくラインナップしました。100℃以上にも対応しますのでこちらもご検討ください。

Q.

サーモボタンは冷凍下でも使用できますか?

A.

サーモボタン21Gおよび22Lが-40℃まで対応していますのでご使用いただけます。
ただし、内蔵電池の残量が少なくなってくると、-30℃より低い温度では電圧が下がりやすくなり計測途中で停止する場合があります。また、製品仕様で示している温度精度は、21Gの場合は-30~+70℃、22Lの場合は-10~+65℃の温度範囲における数値であり、その範囲外の温度精度は仕様より若干悪くなります。このため、計測する主な温度環境が-30℃より下回る場合はご留意ください。
また、-40℃より下回った温度でのご使用はなるべくお避けください。-40℃を下回ると計測も内蔵時計も停止します。測定環境が-40℃以上になれば再び計測し始めますが、内臓時計は止まっていた時刻から動き出しますので、いつ止まって、いつ動き出したのか、また、マイナス何℃まで下がったのかを知ることはできません。低温で使用していたサーモボタンの測定データをダウンロードしたときにPCの時計とサーモボタンの時計がずれている場合には、-40℃を下回って停止した期間がある可能性があります。例えば、ドライアイスの温度はー79℃と非常に低温になります。このため、ドライアイスと同じ容器内やドライアイスの近くでは使用しないでください。

Q.

サーモボタンは1回使い切りですか?

A.

サーモボタンは、内臓電池が切れるまで何度も使用することが可能です。ただし、測定中に電池が切れてしまうと、それまでの測定データを読み出すことができなくなりますのでご注意ください。電池が切れたら使い捨てとなります。
メーカー発行のデータシートに、計測周期や計測温度とMinimum Product Lifetime(製品最短寿命)の関係が示されていますので、こちらもご参考ください。資料ご希望の場合はお問い合わせフォームよりご依頼いただくか、メーカーサイトからご自身で入手いただくことも可能です。

Q.

サーモボタンだけを購入すれば使用できますか?

A.

サーモボタンをご使用いただくには、サーモボタンに測定開始の指示や測定データを読み出すための専用リーダーとソフトが必要です。専用リーダー、USBアダプタ、ソフト(サーモトラックPC)を使用するためのアクセスコードの3つがセットになった「サーモトラックPC」を別途ご購入下さい。ソフト自体は、弊社ホームページの製品ページからダウンロードしていただきます。
なお、PCに初めて本ソフトをインストールすると、30日間無料でデモバージョンをご使用いただけます。ご購入前にお手持ちのPCに問題なくインストール可能かどうかお試しいただくことが可能です。30日経過後は、ソフトの使用にはアクセスコードが必要となります。

Q.

サーモボタンを取り付けるのに何か必要なものはありますか?専用ホルダーなどありますか?

A.

サーモボタンはそのまま置くだけで雰囲気温度を測定することが可能です。固定したい場合や宙に浮かせたい場合は、適宜お客様にて工夫してご使用ください。
別途、オプションとして「PVCカード」(プラ板にサーモボタンをはめ込むための穴があいたカード)や「カラーキーリング」(プラの取っ手)を取り付けてご使用いただくことも可能です。詳細は製品ページの仕様表をご覧ください。

Q.

サーモボタンの大きさはどれくらいですか?

A.

サーモボタンの大きさは、どの品番も共通で直径17.35mm、厚さ5.89mmです。重量は1個当たり約3gです。iBeeシリーズの場合は、直径20mm、最長部27mm、厚さ7.5mmです。重量は1個当たり約4gです。

Q.

サーモボタンは航空輸送できますか?

A.

サーモボタンは航空輸送が可能です。サーモボタンは米国Analog Devices社のiButtonという温度ロガーです(型式の例:DS1921G-F5#、DS1922L-F5#など)。この温度ロガーは、連邦航空局(FAA)アドバイザリーサーキュラー91-21.1Cの定義に従って航空機内で使用するポータブル電子機器の電磁干渉(EMI)に関する要件に適合し、RTCA/DO-160G 「航空機搭載機器に対する環境条件および試験手順」に従って試験されています。
お問い合わせフォームよりご依頼いただけましたら、①温度ロガーのデータシート、②内臓電池として使用されているリチウム電池(Panasonic社のBR1225)のSDS、③RTCA/DO-160Gのテストレポートの3つの資料をお送りいたします。これらをもって航空会社にご回答ください。(いずれの資料もメーカーサイトにて公開されており、ご自身で入手いただくことも可能です。)

Q.

サーモボタンの該非判定書を発行して欲しい。

A.

該非判定の書面として、該非見解書を発行しております。ご希望の際は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。追って該非見解申込書をお送りしますので、ご記入後ご返送ください。申込書受付後、通常3~7日で発行いたします。
EAR証明書もご入り用の場合はその旨お申し付けください。EAR証明書の発行には通常1~2週間程お時間をいただきます。なお、サーモボタンは米国製製品です。このため、お客様の輸出先が米国の場合は再輸出に該当しEAR証明書は不要です。

Q.

サーモボタンの修理やメンテナンス、電池交換などの対応はありますか?

A.

申し訳ございませんが、サーモボタンは初期不良の場合を除き、修理やメンテナンスサービスはありません。内臓電池が切れた場合も、電池交換はできず使い捨てとなります。

Q.

サーモボタンは校正してもらえますか?

A.

ISO/IEC 17025認定校正機関の校正証明書が必要な場合は、お見積・ご注文前にお伺いし、仕入先にてISO/IEC 17025認定校正機関で校正したサーモボタンをお取り寄せいたします。このため、追加費用と納期1カ月程度がかかります。
また、メーカー(米国Analog Devices社)が発行しているNISTトレーサブル証明書は次のURLのサイトで各ボタンのシリアルナンバーを入力することでダウンロードできます。https://www.analog.com/jp/lp/001/ibutton-certifications/thermochron-nist-traceable-certificates.html
弊社在庫分や既にご購入済みのサーモボタンについては弊社での校正対応はできかねます。校正が必要な場合はお客様にて校正機関へ持ち込みご依頼くださいますようお願いいたします。

Q.

校正証明書が欲しいです。

A.

サーモボタンは、通常ご購入いただいた場合はISO認定機関による校正などはしておりませんので、校正証明書は付属しません。校正済みのサーモボタンをご希望の場合は、お見積り・ご注文の際にその旨お伝えいただき、メーカーから校正実施済みのサーモボタンを取り寄せます。または、お客様にて校正機関に持ち込みご依頼ください。
なお、メーカーでの検査時に温度精度が既定の範囲に適合していることの証明書(トレーサブル証明書)でしたら、お手元に製品が届いてからサーモボタンのシリアルナンバーをメーカーのホームページ(https://www.analog.com/jp/lp/001/ibutton-certifications/thermochron-nist-traceable-certificates.html)で照合し、お客様にて入手いただけます。サーモボタンのシリアルナンバーは、サーモトラックPCに繋いで表示させるか、サーモボタン表面の16桁の刻印を読み取ってください。なお、トレーサブル証明書の有効期間はメーカー検査時から1年間ですが、流通の最中に期限が切れる場合がありますのでご了承ください。

Q.

SDS(安全データシート)が欲しいです。

A.

サーモボタンは製品自体のSDSのご用意はありません。サーモボタンの内蔵電池はPanasonicのコイン形リチウム電池BR1225であり、そのSDSはメーカーのホームページから入手可能です。危険物確認のために航空会社等からSDSを要求されている場合は、こちらをご使用ください。

Q.

サーモボタンのデモ機を貸し出してもらえますか?

A.

サーモボタンおよび関連製品について、見本品をお試しいただくことが可能です。数に限りがありますのでご希望の場合はお問い合わせフォームよりご依頼ください。空き状況によってはお待ちいただく場合もございます。

Q.

サーモボタンは他社のソフトでも使用できますか?

A.

サーモボタンは、海外メーカー(Analog Devices社)の製品「iButton」を取り寄せ販売しておりますので、デバイスとしては他の販売店の取扱品と同じです。このため、他の販売店から購入したロガーと同じように、他社様のソフトで使用できる可能性が高いと思われます。ただし、弊社の取り扱うソフト(サーモトラックPC)以外でご使用になられた場合のお問い合わせにはご対応できかねますのでご承知おきください。

Q.

製品寿命はどれぐらいですか?

A.

製品寿命は、使用温度や保管温度、測定間隔により大きく異なるため、一概には言えません。特に50℃以上の高温域では電池寿命が著しく短くなります。詳細は、メーカーの製品データシートに計測周期や計測温度とMinimum Product Lifetime(製品最短寿命)の関係がグラフで示されていますので、資料をご提供いたします。
一例としてサーモボタン21Gを連続使用した際の製品寿命は以下の通りです(保証年数ではありません)。  
  -20℃環境下で、1分間隔で計測の場合約5年、10分間隔で計測の場合約8年、30分間隔で計測の場合約9年。
  +15℃環境下で、1分間隔で計測の場合約5年、10分間隔で計測の場合約9年、30分間隔で計測の場合約10年。
  +40℃環境下で、1分間隔で計測の場合約4年、10分間隔で計測の場合約6年、30分間隔で計測の場合約7年。
  +60℃環境下で、1分間隔で計測の場合約2年、10分間隔で計測の場合約2.5年、30分間隔で計測の場合約3年。
  +80℃環境下で、1分間隔で計測の場合約0.3年、10分間隔で計測の場合約0.4年、30分間隔で計測の場合約0.5年。
※21Gは、延べ計測数が100万データを越えた場合は、上記寿命に関係なく使用できなくなります。
※上記製品寿命の例は、予想される年数であり、製品寿命を保証するものではありません。

Q.

サーモトラックPCのソフトウェアは無料でダウンロードできますか?

A.

サーモトラックPCのソフトウェアは、弊社のホームページから無料でダウンロードいただけます。ただし、ご使用になる際は、アクセスコード(ライセンス)が必要ですので、専用リーダー、USBアダプタ、アクセスコード表がセットになった「サーモトラックPC」をご購入下さい。

Q.

サーモトラックPCはWindos11で使用できますか?

A.

サーモトラックPCはV8、V9共にWindows11まで対応しております。

Q.

サーモトラックPCをホームページ上からダウンロードしたが、フォルダ内が空だった。

A.

ダウンロードが正常にできない場合は、お客様がご使用になっているネットワークのセキュリティが関係している可能性があります。システム部署へご相談いただくか、別のネットワーク環境下でダウンロードをお試しください。

Q.

サーモトラックPCのインストールの際、Amazon Corettoが表示されますが、インストールする必要がありますか?

A.

サーモトラックPC V9をインストールする際、お使いのPCにJavaが入っていない場合にJavaの代わりとしてAmazon Corettoをインストールするように案内されます。サーモトラックPC使用時に必要になソフトですので、表示された場合はそのままインストールしてください。なお、このインストールによって別途費用が発生することはありません。

Q.

サーモトラックPCを起動するとエラーが表示されてしまう。

A.

サーモトラックPC V9をインストールする際、途中でエラーが表示される場合があります。この場合、インストールガイドの4ページに示す対処方法をまずはお試しください。
それでもエラーが表示されてしまう場合は、デスクトップアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択し管理者権限で実行いただくことでソフトを起動することができます。ただし、この場合、ソフトを起動する都度に管理者権限で実行する必要があり、これはご使用になるPCのシステム管理体制によって異なります。

Q.

サーモトラックPCを起動すると、毎回1-Wireドライバーのインストール画面が開いてしまう。

A.

考えられる要因として、以下2点が挙げられます。それぞれ対策方法をお試しください。

1.1-Wireドライバーが上手くインストールできていない可能性。
 →一度手動でアンインストールして、再度インストールをお試しください。ドライバーは C:\Program Files (x86)\Proges-Plus\Thermotrack\V9(バージョン8の場合はV8) \ax\driversにあります。Windowsの32ビットバージョンには32ビットディレクトリ、64ビットバージョンには64ビットディレクトリがあります。インストールするドライバーがわからない場合は、64ビットドライバーから始めて、Windowsのバージョンが32ビットの場合、非互換性のメッセージが表示されます。

2.ユーザーアカウントにソフトへのアクセス権が付与されていない可能性。
 →ソフト起動の際、デスクトップアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択し、管理者権限でソフトを起動してください。または、システム管理部門に、C:\Program Files (x86)\Proges-Plus\Thermotrack\V9 (バージョン8の場合はV8) で読み取り/書き込みアクセス権を付与するように依頼してください。

Q.

サーモトラックPCを起動後、設定アイコンから言語を日本語に変更するとエラーが表示される。または、ソフトが強制的に閉じてしまう。

A.

言語の変更など、ソフトの設定を変更するには管理者権限で実行する必要があります。ソフト起動の際、デスクトップアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択し、管理者権限でソフトを起動してください。

Q.

サーモトラックPCのアクセスコードは、「/」などの記号も含まれますか?

A.

サーモトラックPCのアクセスコードは22桁です。アルファベット、数字、記号が含まれますので全て入力してください。

Q.

サーモトラックPC一つで複数のサーモボタンを使用できますか?

A.

サーモトラックPCは一つあれば複数のサーモボタンを個別に操作しご使用いただけます。

Q.

サーモトラックPCでサーモボタンを読み込もうとするとエラーが表示されてソフトが落ちてしまう。

A.

サーモトラックPCが参照しようとするデータベースフォルダ(C:\ProgramData\Proges-Plus\Thermotrack\V9\Thermobouton(または、Thermotrack PCバージョン8を使用している場合はV8)にお客様のアカウントのアクセス権限が付与されていないことが考えられます。以下のいずれかの方法をお試しください。

・サーモトラックPC起動時に管理者権限で起動する。
 →デスクトップアイコンを右クリックして「管理者権限で起動する」を選択する。

・データベースフォルダの格納場所をユーザー権限でアクセス可能な場所に変更する。
 →サーモトラックPC起動後の画面右上の「データベースを変更」をクリックし、「新しいデータベースを作成する」を選択して任意のフォルダを指定する(フォルダの名称は半角英数字をご使用ください)。既に測定データが保存されている場合は、「データベースの移動」を選択する。

・デフォルトのデータベースフォルダを右クリックし、「アクセスを許可」、「特定のユーザー」を選択し、ご使用になるユーザーのアカウントを追加する。

Q.

会社のシステム管理の関係上、個人PCでの管理者権限の使用が許可されておらず、都度システム管理部門に依頼しなくてはならない。

A.

ご自身での管理者権限の使用が許可されていない場合は、以下2つの方法いずれかをお試しください。

・ご使用者様のユーザーアカウントに個別にアクセス権限を与える。
 →サーモトラックPCのデータベースフォルダ(C:\ProgramData\Proges-Plus\Thermotrack\V9\Thermobouton(または、Thermotrack PCバージョン8を使用している場合はV8))を右クリックし、「アクセスを許可」、「特定のユーザー」を選択し、ご使用になるユーザーのアカウントを追加する。

・サーモトラックPCのデータベースフォルダ(同上)の格納場所をユーザー権限でアクセス可能な場所に変更する。
 →サーモトラックPC起動後の画面右上の「データベースを変更」をクリックし、「新しいデータベースを作成する」を選択して任意のフォルダを指定する(フォルダの名称は半角英数字をご使用ください)。既に測定データが保存されている場合は、「データベースの移動」を選択する。

Q.

サーモボタンを読み込もうとすると「DS2422」というエラーが出て起動しない。

A.

サーモボタンが水没や衝撃等によりバッテリーの接続不良を起こしている(故障している)と考えられます。新しいサーモボタンのご購入をご検討ください。なお、初期不良の場合は交換対応いたしますので、お取引先を経由してご連絡ください。

Q.

サーモボタンを読み込もうとすると「PB Button」というエラーが出て起動しない。

A.

サーモトラックPC上でサーモボタンの「再起動」操作を行うことで復旧する場合があります。ユーザーガイドの6.5.1項にある、ユーティリティ→保守→ボタンの再起動 の順に選択して実行してください。なお、再起動を行うと、サーモボタン内の測定データは全て削除されますのでご注意ください。
再起動しても復旧しない場合は初期不良品として、交換対応いたしますので、お取引先を経由してご連絡ください。再起動後、エラーの表示が「DS2422」に変わる場合がありますので、この場合も交換対応いたします。

Q.

サーモボタンを読み込もうとすると「no Button」というエラーが出て起動しない。

A.

専用リーダーとUSBアダプタの接続不良が起きている可能性があります。一度、USBアダプタと専用リーダーをつなぐモジュラー差し込み口を外してください。その後、差し込み直してください。このとき、カチッと音がするまでしっかり差し込んでください。

Q.

購入直後のサーモボタンをリーダーに接続して、「ダウンロード」ボタンをクリックしたときに「このボタンは動作していませんので交換してください」の表示が出る。

A.

以下操作をお試しください。実施後は、通常通りご使用いただけます。
1,「ミッション」→「準備」を選択する。
2,「このボタンは不良ですので交換してください」が表示されますが「OK」をクリックする。
3,「継続しますか?」が表示されたら「はい」をクリックする。
4,再び「このボタンは不良ですので交換してください」が表示されても「OK」をクリックする。
5,「新規のミッションが設定されました」が表示されたら「OK」をクリックする。
6,「新規のミッションが設定されました。他のボタンにも同一パラメータのミッションを設定しますか?」 が表示されたら「いいえ」をクリックする。
7,「ミッションの停止」が表示されたら「OK」をクリックする。

Q.

サーモボタン23の測定データを確認したら、湿度データが100%を超えていた。

A.

湿度が100%の時は、ソフトでデータを処理した際に100%以上の数値を示すことがあります。このため、湿度は100%であったとお考え下さい。

Q.

専用リーダーをUSBアダプタでPCに挿しているのに認識されない。

A.

1-Wireドライバーのインストールが上手くいっていない可能性が考えられます。一度、手動でアンインストールして、再度インストールをお試しください。

Q.

以前のサーモトレカマネージャーのリーダーをサーモトラックPCで使用できますか?

A.

申し訳ございませんが、サーモトラックPCには専用のアクセスコードが必要となるため、以前のサーモトレカマネージャーのリーダーおよびアクセスコードはご使用いただけません。サーモトレカマネージャーの対応OSはWindows8までのため、新しいOSのPCでご使用になる場合は、サーモトラックPCへ切り替えていただきますようお願いいたします。
なお、お手持ちのサーモトレカ本体がまだご使用可能な場合は、サーモトラックPCにて引き続きご使用いただけます。

Q.

以前のサーモトレカマネージャーを使用したらフリーズしてしまいます。

A.

おそらく、ご使用になっているPCがサーモトレカマネージャーの対応OSと合致していないと思われます。サーモトレカマネージャーの対応OSはWindows8までです。新しいOSのPCでご使用になられている場合は、後継品であるサーモトラックPCをご購入いただき切り替えていただきますようお願いいたします。

Q.

アクセスコード表を紛失してしまいました。

A.

USBアダプタのシリアルコードから割り当てられたアクセスコードをお探しすることが可能ですので、お問い合わせフォームよりご依頼ください。シリアルコードは、リーダーをサーモトラックPC接続時に自動入力されて表示され、ご確認いただけます。

Q.

サーモトラックPCのソフトで、他で購入した専用リーダーは使用できますか?

A.

サーモトラックPCの使用にはアクセスコード(ライセンス)が必要です。このため、他社様でご購入された専用リーダーは、サーモトラックPCではご使用いただけません。

Q.

専用リーダーのみ購入できますか?

A.

弊社では専用リーダーのみの販売はしておりません。専用リーダー、USBアダプタ、アクセスコードのセット販売のみとなります。

Q.

サーモトラックPCの専用リーダーを、他社のソフトでも使用できますか?

A.

申し訳ございませんが、サーモトラックPCのセット内容を他社のソフトでご使用になる場合においての動作保証は出来かねます。

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