ローユマーク®

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油検知 ユカシミール
漏油を明瞭に可視化する <ローユマーク®>

ローユマーク®は、当社の最初の漏油検知材ユカシミール®を改良し、より見やすい変色色調、屋外耐久性の向上、さらに様々な油種を検知できるように開発しました。油入機器(変圧器や油遮断器など)に用いられている絶縁油をはじめ、作動油やシリコーン系の油まで幅広く対応します。

使い方は従来と変わらず、油入機器のフランジ嵌合面などに貼り付けるだけ。インジケータに油が浸み込むことで白から赤へ変色し、ひと目で漏油を発見することができます。
油検知 ローユマーク




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変色

ローユマーク 変色
※上記イメージは一例です。変色の濃淡や速さは、油種や粘度等によって変動します。


構造

ローユマーク 構造 断面図


                    ①ラミネートフィルム(ポリエステル)
                    ②印刷部
                    ③不織布(ポリエチレン)
                    ④感圧接着剤(アクリル)
                    ⑤裏紙


使用方法

  • インジケータの裏紙を剥がして、機械設備やフランジ等、漏油を確認したい箇所に貼付してください。

  • 漏油と接触する箇所に貼付してください。なお、インジケータは断面部分(下図の赤線部分)から油を吸収して変色します。それ以外の部分では油が接触しても変色しないため、ご注意ください。


ローユマーク 油吸収箇所

  • 貼付箇所はできるだけ平滑面としてください。また、貼付箇所は水・油・錆・埃・霜等を予め取り除いてください。凹凸や汚れ等があるとインジケータが脱落する原因となります。

  • 貼付する際は、指か布で軽く押し付けるようにしてください。強く擦ると、変色部分が傷つき異常変色の原因となります。

  • インジケータは切断可能箇所(下図の赤線部分)をハサミ等で切断して使用することができます。



ローユマーク 切断可能箇所

  • 変色状況の確認は、貼付箇所から取外す前に、貼付した状態で行ってください。取外しにより変色部分が白っぽくなる場合があります。

  • 廃棄する際は、各自治体の要領に従い適切に処理してください。

ご使用上の注意

  • 裏紙を剥がす際は、インジケータが層間剝離しないように注意してください。

  • 変色部分を折り曲げて使用しないでください。耐久性の低下等の品質異常を起こすおそれがあります。

  • 100℃を超える環境で使用しないでください。変色部分が異常変色するおそれがあります。

  • 10℃以下の低温環境では、粘着材が固くなり貼付し難くなる可能性があります。

  • 水中では使用しないでください。油変色性の低下等の品質異常のおそれがあります。

  • 火気を近づけないでください。燃焼するおそれがあります。

  • 強く叩いたり、擦ったりしないでください。破損や変色部分が異常変色するおそれがあります。

  • 切断可能箇所以外での切断や分解はしないでください。耐久性の低下等の品質異常を起こしたり、化学物質が飛散したりするおそれがあります。

  • 一度、取外したものを再使用しないでください。耐久性の低下等の品質異常を起こすおそれがあります。

  • インジケータ全面に油が付着した場合、脱落する可能性があります。

  • インジケータ全面に油が付着した場合、空気の逃げ道がなくなるため油の吸収が遅くなり、変色に時間がかかる可能性があります。

  • 油の粘度が高い場合、変色に時間がかかる、もしくは変色しない可能性があります。

  • 油の接触量が少ない場合、変色面積が小さい、もしくは変色しない可能性があります。

  • 油の種類によって変色色調(濃淡)に違いがあります。

  • エマルジョン系の油では変色しない可能性があります。

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