HPSP® 滅菌バッグ
HPSP®滅菌バッグは、厳しい滅菌用包装材料の条件(確実な滅菌、長期の無菌保存)を満たす滅菌紙、及びフィルムを使用し、日本国内にて生産を行っております。優れたピールオープン性/ヒートシール性を有しており、確実な滅菌作業には欠かせない滅菌包装材料です。
HPSP®滅菌バッグに印刷されているケミカルインジケータは、当社特製のインジケータです。特にオートクレーブ用は、オートクレーブ滅菌処理後に「AC処理済」の文字が黒褐色で現れるため、処理済の確認が非常に分かり易く、視認性に優れております。
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HPSP®滅菌バッグに印刷されているケミカルインジケータは、当社特製のインジケータです。特にオートクレーブ用は、オートクレーブ滅菌処理後に「AC処理済」の文字が黒褐色で現れるため、処理済の確認が非常に分かり易く、視認性に優れております。
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製品ラインナップ
オートクレーブ・EOガス両用 | TS-3000シリーズ ロールタイプ。イージーピールを重視した設計です。 |
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TS-4000シリーズ ロールタイプ。ヒートシール性を重視した設計です。 |
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TS-5000シリーズ ロールタイプ。ギャゼット型。ヒートシール性を重視した設計です。 |
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ワンシールタイプ(カット品) 上記、TS-3000・4000・5000シリーズ ワンシールタイプ(カット品)です。 |
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オートクレーブ用 | TS-100シリーズ 滅菌紙のみで構成されたバッグ。テープシール式、アルミ板シール式の2タイプをご用意。 |
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PBシリーズ 滅菌紙のみで構成されたバッグ。ヒートシール式。TS-100シリーズ・ヒートシール式の後継品です。 |
旧製品(生産完了品)一覧
オートクレーブ・EOガス両用 | TS-2000シリーズ TS-700シリーズ TS-900シリーズ TS-1020シリーズ TS-900C、TS-1000Cシリーズ |
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オートクレーブ用 | TS-160 TS-400シリーズ TS-210シリーズ |
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EOガス用 | TS-310シリーズ TS-500シリーズ |
マークの見かた
以下はHPSP®滅菌資材ページにおいて使用されるマークのご説明になります。ケミカルインジケータのタイプ分け(ISO11140-1)マークに関しては、こちらのページをご覧ください。
滅菌資材・用途別マーク
滅菌資材用途別マーク | マークの説明 | ||
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オートクレーブ滅菌処理用 | オートクレーブ滅菌処理用のマークです。当社では滅菌バッグ、滅菌カード、B&Dテスト、滅菌テープ、滅菌ラベルの各製品がございます。 | ||
EOガス滅菌処理用 | エチレンオキサイドガス滅菌処理用のマークです。当社では滅菌バッグ、滅菌カード、滅菌ラベルの各製品がございます。 | ||
オートクレーブ・EOガス両用 | オートクレーブ、エチレンオキサイドガス滅菌処理が可能な両用タイプです。当社では滅菌バッグ、滅菌テープの各製品がございます。 | ||
プラズマ滅菌対応 | プラズマ滅菌対応製品のマークです。当社新製品、ロット管理用カラーラベル「PAL-PS」は対応製品です。 |
滅菌バッグタイプ別マーク
滅菌資材用途別マーク | マークの説明 | ||
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インジケータフィルム印刷タイプ | 滅菌バッグへの表示とケミカルインジケータをフィルム間に印刷したタイプです。インジケータの変色不良が軽減、滅菌物への汚損防止、視認性、利便性に優れています。 | ||
ワンシールタイプ | 三周辺がヒートシールされ、袋状になっているタイプです。滅菌物を挿入し一端をヒートシールして使用することができます。 | ||
ロールタイプ | ロールバッグタイプです。ロールバッグは、所要の長さに切断して、一端をヒートシールしてから滅菌物を挿入し、ついで他端をヒートシールして使用します。 |
滅菌バッグを正しくお使いいただくために
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滅菌物の洗浄・乾燥を充分に行う。
濡れた状態でパックすると、滅菌不良やバッグの破損が生じる恐れがあります。
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リネンやガーゼなど、蒸気の浸透が難しいとされる物を詰めすぎない。
滅菌不良やパンク(シール部の剥がれ)の原因となります。
クーパーなどの先の鋭利なもの、または金属トレーや大型のガラス器具などをパックするときは、それぞれ先端をガーゼで保護する、不織布などでくるむ等の措置をする。
バッグの紙やフィルムが破損する恐れがあります。
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ガラスシリンジ、ピンセットなどを入れるとき、先端部から勢いよく落とし込まない。
袋の底部が破れる危険性があります。
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シールは完全に!
特にオートクレーブの場合はパンクの原因となります。シール条件はシール機の機種、滅菌バッグの種類によって異なりますので弊社セールスマンにおたずねください。
保管上の注意
インジケータバッグの性能を劣化させる原因となりますので、使用前は直射日光を避けて冷暗所に置くようにしてください。
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再使用について
滅菌バッグはディスポーザブル商品です。メーカーの立場では商品の安全は保証致しかねます。
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インジケータについて
滅菌バッグに印刷してあるインジケータは、滅菌工程を通ったかどうかの確認用です。袋の中が滅菌状態に達したかどうかの確認には滅菌カードをご使用ください。
その他 注意事項
滅菌バッグ・各種インジケータ類は、過酸化水素プラズマ滅菌には使用できません。
AC滅菌を行った滅菌物と、過酸化水素プラズマ滅菌した滅菌物を同一に保管した場合、ACインジケータが徐々に退色する傾向があります。EO用インジケータは、洗浄成分が残っていた場合、正常な変色とならないことがあります。