閃絡表示器®K型

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雷撃地点を確実に発見

閃絡表示器®K型は、雷撃地点を確実に、しかも、単純明快に発見する表示器です。閃絡表示器®K型を取付けた鉄塔に雷撃して異常が発生した場合、鉄塔に登ることなく、遠く離れた場所からでも、明確に雷撃地点が発見できます。
閃絡表示器®K型は、がいしやアークホーンの絶縁を破壊すると考えられる程度以上の大きさの雷撃に動作する特性を持っています。

 

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閃絡表示器®K型

動作原理

架空地線や鉄塔への雷撃によって、鉄塔に雷撃電流が流れると、塔脚の周囲に磁束が発生します。その磁束が閃絡表示器®K型のコイル部に交わると、コイル部に電流を誘起します。この電流によって発火部を点火し、そのガス圧でケースの蓋を開きます。表示布を外部に放出することにより雷撃地点を表示します。
製品画像

型式選定基準

設備における送電電圧、がいしの絶縁強度、接地抵抗、部材寸法を基準に下記の型式により選定して下さい。型式選定に当たって基準値が極端に違う場合、過動作、不動作の原因となります。このような場合は、別途ご相談ください。

鉄塔の場合

スクロールしてご覧いただけます。

型式 送電電圧(kV) ホーン間隔(mm) アングルサイズ(mm) 動作電流
(波高値)
(A)
2K型 65×65 400
3K型 11~33 251 65×65 400
6K型 66~77 650 100×100 1,200
14K型 110~187 1,130 150×150 2,700
20K型 220 1,822 175×175 4,000
27K型 275 2,133 8,000 
50K型 500 4,405 200×200 14,000

木柱・コンクリート柱の場合

スクロールしてご覧いただけます。

型式 送電電圧(kV) 動作電流(波高値)(A)
3K型 22~33 600
14K型 1,370
6K型 66~77 900
20K型 2,300

※閃絡表示器®K型は、取付位置や方法が間違っていたり、安全昇降装置の付いている塔脚へ取付けると動作しないことがあります。
※上記条件以外の設備の場合は、別紙「閃絡表示器®K型技術資料」に従って適した型式を選定してください。

取付金具類(別売り)

スクロールしてご覧いただけます。

閃絡表示器®K型の取付には金具類が必要となります。

品名 取付金具A型 締具付ベルト 締具 ベルト 取付金具B型
取付設備
及び用途
アングル、鋼管、
パンザマスト、木柱、コンクリート柱
取付金具A型の結束締具とベルトがセットになっています。 締具とベルトを組合わせて取付金具A型の締具付ベルトに加工できます。 アングル
備考 ベルト1.2m付 10mm×50m 締具付ベルトは
必要ありません。

取付方法

●取付金具A型 (締具付ベルト併用)取付手順

取付金具A型に締具付ベルトを通して主柱材に取り付けます。
固定された取付金具A型に閃絡表示器®を差し込みます。

取付方法

●取付金具B型取付手順

鉄塔部材用ボルト・ナットをゆるめて取付金具B型を根元まで差し込みます。
取付金具B型が固定されたのを確認して閃絡表示器®を差し込みます。

溶接形状およびモールド型式表の見方

有効期限

閃絡表示器®K型の有効期限は、10年です。
上記製品以外に受注生産品として、閃絡表示器®2K型・ワイヤーストッパータイプをご用意しております。又、雷撃発生時刻を表示するタイマーを取付けることもできます。

閃絡表示器®K型

閃絡表示器®K型

閃絡表示器®2K型(高感度対応品 )

閃絡表示器®2K型(高感度対応品 )

ワイヤーストッパータイプ(開蓋による騒音を防止)

ワイヤーストッパータイプ(開蓋による騒音を防止)

閃絡表示器®、G・ファインダー®は、日本国における日油技研工業株式会社の登録商標です。

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